さて、本来甘いはずのたいやきにハムやマヨネーズが入っている富良野名物「ハムタイ」の記事でもちらっと触れたが、北海道には意外な甘味文化があるらしい。

『全日本「食の方言」地図』(日本経済新聞社)に掲載されていたアンケート結果によると、北海道では納豆に砂糖を入れる人が10%、茶碗蒸しに砂糖を入れる人26%。
茶碗蒸しに栗の甘露煮を入れる人55%という驚くべき結果が出ている。甘納豆入り赤飯も北海道のご当地グルメ(?)だったりする。

ということで、実態を調査すべく早速札幌に飛び……なんていう予算はないので、とりあえずどんなものかネットで探してみる。
まずは甘納豆入り赤飯。週刊報告さんの日記には、スーパーで売られている「甘納豆入り赤飯のおにぎり」画像が掲載されている。

続いて茶碗蒸しだが、これは複数の北海道出身者にヒヤリングしたところ、確かに甘くて栗の甘露煮入りが主流らしい。
しかし、その中の一人によると「家庭の茶碗蒸しは確かに甘くて栗入りだが、ちゃんとしたお店で食べるものはダシの効いた塩系のはず」らしく、北海道で甘い栗入り茶碗蒸しを食べたかったら、ちゃんとしたお店は避けたほうがいいらしい。

最後に砂糖入り納豆だが、これはなんか、一部の人みたいですね。東北あたりまで広い範囲でこの「納豆に砂糖」はあるみたいで、小さじ一杯ぐらい入れるとびっくりするぐらい粘りが出るみたいですよ。今度試してみよう。(エキサイトニュース編集部 みと)