老若男女、みんなの話題をさらっている「iPad」。

その特徴のひとつとしてうたわれている最大10時間のバッテリーは、全く大げさではなく、バッテリー残を気にせず快適に使用することができます。

しかし、残念ながらリチウムイオンバッテリーの特性として、使えば使うほど最大容量が減ってきてくるのは避けられない事実...。

買ったばかりでこんな話も嫌ですが、初めの今だからこそ対策が重要です。アップルでは、バッテリーを長持ちさせる方法としてこのような方法を紹介しています。

 

少し配慮をするだけで、バッテリー寿命と、iPadのバッテリー耐用年数を最大限に引き伸ばすことができます。最も重要なのは、iPadを直射日光の下や高温になる車の中(夏に高温となる車のトランクなど)に放置しないことです。バッテリー性能にダメージを与える最大の敵は、高温です。

・最新ソフトウェアにアップデート

バッテリーの不具合解消のアップデータがでているかもしれません。最新版のiTunesを使用し、サイドバーでiPadを選択します。「概要」タブで「アップデートを確認」をクリックすると、新しいバージョンのiPadソフトウェアが提供されているかどうか確認できます。Macの場合は「アップデート」、Windowsパソコンの場合は「更新」をクリックすると、最新バージョンがインストールされます。

・明るさを調整する

初期設定では、iPadの「明るさの自動調節」はオンになっており、周りの明るさに合わせてiPadの画面の明るさが自動的に調整されます。バッテリーの寿命がより長持ちするよう、暗い場所では画面の明るさを下げます

・ダウンロードしたアプリケーションの使用を最小限にする

画面を暗くしたり、オフにすることができないゲームや、位置情報サービスを利用するものなど、一部のアプリケーションを使うと、バッテリー寿命が短くなることがあります。

・Wi-Fiをオフにする

Wi-Fiをほとんど使わない場合、Wi-Fiをオフにすることで、消費電力を減らすことができます。「設定」>「Wi-Fi」と選択し、「Wi-Fi」をオフに設定します。

・3Gをオフにする(Wi-Fi + 3Gモデル)

3Gの携帯電話ネットワークはWi-Fiの圏外でも通信を可能にしますが、3Gネットワークがつながりにくい地域ではバッテリー寿命を短くする原因になることがあります。3G接続を無効にするには、ホーム画面から「設定」>「モバイルデータ通信」と選択し、「モバイルデータ通信」をオフに設定します。

・サービスエリア外では機内モードを使う(Wi-Fi + 3Gモデル)

iPadは常にWi-Fiや3G携帯電話ネットワーク(Wi-Fi + 3Gモデルの場合)との通信を維持しようとするため、電波の弱い場所やサービスエリア外では消費電力が増えることがあります。このような場合は「機内モード」をオンにすることで、バッテリー寿命を延ばすことができます。「設定」を選択し、「機内モード」をオンに設定します。

・位置情報サービスの使用を控える

マップのように位置情報サービスを使うアプリケーションによっては、バッテリー寿命が短くなることがあります。「設定」>「一般」>「位置情報サービス」で設定します。

・プッシュ通知をオフにする

プッシュ通知機能を利用するこれらのアプリケーションは、インスタントメッセージングアプリケーションと同様、バッテリーを消費します。プッシュ通知を無効にするには、「設定」>「通知」をタップして「通知」をオフに設定します。

・新しいデータの取得頻度を抑える

メールなどのデータの取得頻度が高ければ高いほど、バッテリー駆動時間は短くなります。新しいデータを手動で取得するには、ホーム画面から「設定」>「データの取得方法」を選択し、「手動」をタップしてください。

・プッシュメールをオフにする

Yahoo!、MobileMe、Microsoft Exchangeなど、プッシュメール対応のアカウントが設定されている場合、必要のない時はプッシュをオフにしてください。「設定」>「メール」>「データの取得方法」と選択し、「プッシュ」をオフに設定します。

・自動確認するメールアカウントの数を減らす

自動確認するメールアカウントの数を少なくすれば、消費電力を減らすことができます。ールアカウントをオフにするには、「設定」>「メール」でメールアカウントを選択し、「アカウント」をオフに設定します。

・iPadをロックする

当たり前のようですが、使わない時はiPadをロックしておきましょう。iPadをロックするには、スリープ/スリープ解除ボタンを押します。また、自動ロックの時間を設定して、一定の間に操作がない場合にiPadをロックすることもできます。自動ロックを設定するには、「設定」>「一般」>「自動ロック」と選択して、ロックするまでの時間(1分など)を選びます。

・iPadを定期的に使う

リチウムベースのバッテリーを適切にメンテナンスするには、バッテリー内の電子を時々動かすことが重要です。毎月最低でも1回は充電/放電サイクルを完了する(完全に充電した後、バッテリーを使い切る)ようにしてください

まずは、上記の設定を見直し、毎月一回の充電/放電サイクル(完全に充電した後、バッテリーを使い切る)をiPadのカレンダーにリマインダー設定してしまいましょう。

バッテリーを長持ちさせるのは、日頃の習慣と意識付けが重要です。買って間もない今だからこそ、バッテリーを長持ちさせる習慣をつけましょう。一度身についた習慣を変えるのは大変ですからね。

また、iPadには「AppleCare Protection Plan for iPad」という延長保証が用意されており、こちらに加入しておけばバッテリーの性能低下にも対応してもらえます(バッテリーの能力が製品仕様の50%以下しか発揮できなくなった場合)。

ちなみに保証期間外にiPadのバッテリーを交換する場合11800円が必要ですが、「AppleCare Protection Plan for iPad」なら保証が1年から2年に延長、Appleの専任スペシャリストによる電話サポートなどがついて9800円とオトク感があります。

iPadは今までにないカテゴリーのガジェットなので、わからないことだらけ。でも、そんな時に何でも回答してくれるAppleの専任スペシャリストがいるといういうのは、これからiPadを使い込んでいくのに大きなメリットだと思いますよ。

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(ドサ健)