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たとえばECサイトで靴を通信販売していたとします。
あるカテゴリで、1ページにつき商品を10個表示していて、全部で200種類の靴があったとします。
この場合ページネーションすると、合計で20ページができあがります。


こんなケースでrel=”canonical”タグを使うとしたら、あなたはどうしますか?

僕だったら、2ページ目以降のページでは1ページ目を指し示すようにrel=”canonical”タグを記述します。
つまり「ページ2」〜「ページ20」を「ページ1」に正規化するわけですね。

どのページも似かよっているし、2ページ目以降のページにリンクが張られたら1ページ目に統合できます。
1ページ目さえ検索結果に出れば2ページ目以降は出なくても問題なしと考えます。
SEO的にはこの方法が最適に思えます。

と・こ・ろ・が、マイリーさんによれば、これは間違った使い方だということです。

重複コンテンツを1つのまとまりにするのがrel=”canonical”のもともとの目的で、ほぼ一致したページかサブセットのページにのみ利用しなければならないそうです。
※「サブセット」というのは、「一部分」という意味です。

先ほど例に出した靴の場合は、各ページのコンテンツは見た目には同じようかもしれませんが、実際には一致していませんね。
したがってrel=”canonical”タグの本来の使用目的にそっていないのです。

ではどうすればいいかというと、全部の靴が掲載されているページを準備しておいて、rel=”canonical”ではその全部の靴が載っているページを正規化するURLとして指定します。

ページネーションにおけるrel=“canonical”タグの正しい使い方 at SMX West 2011 | 海外SEO情報ブログ

 

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