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 NPDによると、2010年4月に販売が始まってから同年9月末までの半年間にiPadを購入した早期ユーザーのうち、「パソコンの購入を控えた」という人はわずか14%。この割合は、同年のホリデーシーズン(11月後半からの年末商戦)にiPadを購入した人ではさらに12%と低い。またごく最近にiPadを購入した人で、「ネットブックの購入を控えた」という人は、同製品の早期ユーザーよりも50%少ないという。

 こうしたデータを基に、「タブレットが低価格パソコンの販売を減速させたとするのは、明らかに間違った見解だ」とNPDアナリストのStephen Baker氏は述べている。同氏によると、2009年の「Windows 7」リリース以降、パソコンメーカー各社が大量にパソコンを販売してきたため、その反動が表れているのが本当の理由だという。同氏は米メディア(Computerworld)のインタビューに応じて、「多くの消費者は過去1年〜1年半の間にパソコンを購入しており、今のところ新たなマシンを必要としていない」とも述べている。

「消費者向けPCの販売低迷はiPadが原因ではない」、米調査会社NPDが報告

 

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