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 制約だけに集中して取り組むことが全体としての成果を生む。裏を返せば「制約以外の改善活動は、すべて時間と労力、経費の無駄」と言える。「つながり」と「ばらつき」を意識せず、社員それぞれがばらばらにカイゼンを行っていくと、結果として部分最適に陥ることになってしまい、努力の多くは無駄になってしまう。

 K社の事例でも見たように、全体の制約を「見える化」するだけで、人は自然に助け合うようになる。そこに集中しさえすれば、全体が良くなることが分かるからだ。いがみ合う険悪な状態になっていた縦割りの組織でも、あつれきはウソのように消え、全体最適の和が広がる。私はそんな企業の実例を数限りなく見てきた。

日本のモノ作りは本当に効率的だったのか?:日経ビジネスオンライン

 

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