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アミューズがODS事業を手がける強みは２つある。1つは自社でコンサート制作を手がけてきたことから、「アミューズならいいライブ映像を作ってくれる」とアーティスト側の信頼感があること。もう1つは、同社では映画製作の経験があることから、映画の配給、興行分野に人脈があり、映画館と交渉がしやすいこと。ラルクは国内のほか、海外６カ国でも生中継したが、アミューズが各国の映画館と直接交渉して実現した。 　LVJでは7月24日に、いきものがかり「いきものまつり2011どなたサマーも楽しみまSHOW!!!」を生中継したほか、既にいくつか企画が進んでいる。「基本は生中継。ライブは生がベストだし、映画館の観客がコンサート会場と同じ時間を共有できるのが醍醐味」。社名をライブ・ビューイング・ジャパンとしたのも、「ワールドカップを機に定着した“パブリック・ビューイング”のようにライブ・ビューイングを定着させたい」との思いからだ。