目覚しい経済成長期の日本とともに生きてきたバブリーマンは、多くのシーンにおいて、失敗のリスクをあまり考える必要がなく、『とにかく』わき目も振らず変化と刺激を求め、新しいことにチャレンジすることができました。
景気が良かったので、会社の経費も今より使えたでしょうし、消費のシーンにおいて、半ば根拠なく「後で自分に返ってくる」という感覚を持つことができ、あまり渋ちんにならずとも、いいお店に行っていいワインを飲むことができたし、海外旅行に行くこともためらわずにできました。
ところが、デフレ経済や雇用が不安定な日本しか知らないゆとりーマンは、リスクを犯して変化や刺激を追い求めることはせず、コスト意識も貯蓄意識も強くなっています。彼らの究極的な目標は、親からもらった生活レベルを落とさないことで、日常生活においても、何事もトラブルが起こらず、平穏無事に過ごせたことに幸せを感じるようになっています。
変化や刺激などのプラス要因を増やしたいと願う「足し算発想」のバブリーマンと、マイナス要因を減らし平穏無事な生活を願う「引き算発想」のゆとりーマン。この双方のジェネレーションギャップが、日本全国の様々なオフィスで浮き彫りになっているのかもしれません。
– あなたの部署には「ゆとりーマン」が配属されてきましたか? - ヒット研究所 - 日経トレンディネット
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POSTED Wednesday June 22nd
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