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ライフハッカー過去記事「睡眠時間を圧縮する方法」では、食事の食べ方を工夫することで睡眠時間を圧縮できることをご紹介しましたが、今回はその続編。海外旅行の時差ボケ対策やシフト制の仕事にも活用できるコツですよ。

以下のインタビュー動画で紹介されているとおり、ハーバード大学の研究者Clifford Saperさんによると、動物の活動サイクルは、気候・体温・日照時間によって決まる基本的な体内時計だけでなく、食べ物にありつけるタイミングに応じたサイクルでもコントロールされているのだとか。もちろん人間も同様。よって、食事の摂るタイミングを工夫し、体を"食に飢えた"状態にすることで、睡眠サイクルがうまくリセットできるそうです。コツは起床前の16時間、何も食べないことだそうですよ。

動画は以下からどうぞ。

時差の大きい場所へ旅行する時などは、旅行先で朝食を食べる時刻から逆算して12~16時間は何も食べないようにすれば、体内時計がリセットされて新しい睡眠サイクルにスムーズに入れるというわけです。

旅行時のみならず、不規則な生活で睡眠サイクルが乱れた時にも、生活時間を正してきちんと眠るために使えるコツですね。

いかがでしたか?

私たちの体のリズムが2つの時計でコントロールされているという点は興味深いですね。このほか、睡眠に関するハック術については、ライフハッカー過去記事「まとめ:決定版!快眠ハック15選」も参考にしてみてくださいね。

How to beat jet lag: Don't eat [The Globe and Mail]

Kevin Purdy(原文/松岡由希子)