あなたのデスクまわりはどんなですか?
ラップトップがあるし、スマートフォンがあるし、どこでもWiFiでネット使えるし、自分のデスクなんて必要ない。そういう人もいますよね。デスクが欲しい/いらないは職種によって違うのでしょう。が、ショートフィルムThe Deskはそんなデスク周りに焦点をあて、デスクというものを考えていきます。イラストレーター、デザイナー、ライターとクリエイティブな人たちのデスクまわりを映し出しています。とても性格や仕事スタイルがでてる気がします。デスク周りはあなたの頭の中が写し出されているのでしょうか?
アインシュタイン(理論物理学者)デスクがごっちゃごちゃに散らかっていることで有名。天才と言われる彼のデスクはこうも散らかっていることは、頭のなかでいろいろな方法を試行錯誤しているという表れでしょうか。
Massimo Vignelli(デザイナー)デスクの上はフレッシュに。例えば食事の時、机の上に食べ残しがあったら食欲がなくなる。それと同じで、仕事をはじめる時に前のものがごちゃごちゃのっていたらやる気が削がれてしまう。だからデスクの上にものを残さないように、いつもフレッシュにしている。
David Miller(イラストレーター/アートディレクター)デスク周りは自分のもので溢れている。本や壁にはったイラストや。そういったものに囲まれてると居心地がいい。
Kurt Andersen(小説家/ジャーナリスト)仕事場のデスクは借り物で自分のものじゃない。家の自分のデスクは巣みたいだ。そこに何か目に見えるものを置いておきたい。メモとかスクラップとか。
Soren Kjaer(デザイナー)家と仕事場のデスクは全く違う。家のは書類やらアイディアの紙やらがわんさかのっている。さらに子供がその紙を投げたり。仕事場のデスクは家と全然違う。そこに座っているということは、仕事をしているということ。アイディアがあってそれを形にしようとしているということ。仕事。だからそれの邪魔になるようなものを置いてはおけない。
Alfred Stadler(Vitra Homeのディレクター)デスクというものはなくならない。そこはオープンな場所でもある。同僚とアイディアを交換し、時にプライベートな話もする。そういう場所でもある。
そしてこのフィルムはこう締めくくります。
「アイディアは仕事場(デスク)で練られていきます。近い将来、デスクは物理的な場所というよりも、自分の思考のありどころとなっていくのでしょう。」
あなたのデスク周りはどんなですか?
そうこ(米版)