Philip Warren氏は、1948年から趣味として軍艦制作をはじめ、これまでに432隻もの作品を制作してきたそうです。
Warren 氏は現在79歳。
彼が17歳の時にマッチ棒とかみそり、やすりとバルサ製の糊だけで、始めての軍艦を制作しました。
作品が400隻を超えたあとは、彼の1945年からの英国海軍の軍艦コレクションからさらに、アメリカの空母ニミッツ(USS Nimitz)(写真一番下)なども制作するようになったそうです。
1:300のスケールの軍艦を作るときには大体1500本のマッチ棒を使い製作期間は1ヶ月ほどだそうで、その中でもスペインの無敵艦隊(Armada)のミニチュアを制作したときには、なんと65万本ものマッチ棒をつかったとか!
でも残念なことに、最近のマッチ箱はボール紙で出来ているものが多く、木製のマッチ箱を手に入りづらいようで、作品を頑張って500隻まで制作するのは難しいと考えているそうようです。
しかし本当にマッチ棒とマッチ箱だけでこれだけのクオリティは本当にすごいですし、しかも62年間も作り続けてきたっていう事実にも敬服してしまいます。
ぜひ木製のマッチ箱のメーカーはこのニュースを見て、Warren 氏のために増産してあげれば素敵ですね!
[Oddity Central via Asylum via Scuttlefish]
Kyle VanHemert(原文/mayumine)