2010年8月20日金曜日

Satoshi Nakajimaさんのブログ、

Life is beautiful/ 電子書籍の主役はあくまで「文章=コンテンツ」だということを忘れてはいけない

にコメントしてみる。


少し視点がずれるかもしれませんが、電子書籍の主役はあくまで読者ということもいえるかと思ったりもします。最終的には電子書籍、端末を知ってるか、そしてそれを欲しいと思ってお金を出して購入するかなので。
そう考えると、AppleはiPadで素晴らしい体験を読者に与える、そしてJobs氏の素晴らしいプレゼンで多くの人々に知ってもらう。(実際に日本の新聞やテレビのニュースとして取り上げられていましたし。)
Amazonはどこでも欲しいときに欲しい本をすぐ入手できるという体験を読者に、そしてAmazonのトップページで既存のお客様にKindleを知ってもらうという取り組み。
それに対して日本は足並みそろえて団体を作ってみたり、日本の出版文化を守る、著者の権利を守ると言うばかりで、読者についてのことを考えているのかなあと心配になったりします。(私は興味があるので米国でSonyが電子書籍用端末を販売していることは知っていましたが、知人の数名に聞いてみたところ(日本ではまだ未発売ですが)その存在すら知らなかったので)
現代は数えきれない程の娯楽、文化があるので多くの方にとっては日本の出版文化が滅びようと関係ないことかもしれませんが、読書好きの私としては、日本の出版文化が滅びたら欧米の出版文化による書籍を読めばいいですが、できることなら日本語の書籍も読み続けたいなあと思ったりします。

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