「見せる化」すべきデータを「どう見せるか」に悩んだら、まずはコレ。

データを投げると、様々な形式でカンタンに可視化(ヴィジュアライズ)してくれる無料ツールでおなじみの「ManyEyes」です。ユーザーが生データをアップロードして、グラフを作ったり統計分析を行ったり、共有することができるソーシャルグラフサービスをIBMが運営しています。

自分のデータセットだけでなく、既に「Many Eyes」サイトに登録されているデータセットを使って、インフォグラフィックの自動生成をすることができますので、ぜひ一度遊んでみてください。初めての方でも挑戦しやすいシンプルさなので、英語のWebサイトですが、ハードルは低めかと。

 

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自分でデータをアップロードするには、ユーザ登録が必要です。「upload data set」メニューから、視覚化したい手持ちのデータをサイトのフォームに貼り付けます。ただし、TSV(タブ区切り)テキスト形式で用意して下さい。Excelの表計算ソフト(スプレッドシート)などから普通にコピー&ペーストするだけでも大丈夫。フォーマットの詳細は「Data Format & Style」を参照のこと。

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「visualizations 」ボタンを押して、作りたいグラフの種類を提供されているデータチャートから選択します。あとは作成終了するのを待つのみです。WEBマーケティング ブログによると、作ったグラフをブログやサイトに埋め込むこともできるようです。

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特長は、なにしろオプションが豊富なこと。選択した形式を元に細かい調整を行ったり、 同じデータで違った見せ方をしたり...データ形式に応じた、最適な表現方法を選ぶことが可能です。

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元記事を書いたアダムも試しに、こちらの英文記事を出現頻度の高い単語が大きく表示されるワードクラウド(Word Cloud).形式で可視化してみました。

Androidという言葉がひときわ目立ちますね。日本語版グラフ作成・共有サイト「vizoo」や老舗「Swivel」など、このような「データ版YouTube」はたくさんありますが、オススメはありますか?編集部までぜひ教えてください。

IBM ManyEyes [via Journalism in the Age of Data]

Adam Dachis(原文/訳:kiki)