日本では、GREEやmixi、モバゲーといったSNSが有名だが、海外に目を向けると、Facebookが世界最大のユーザー数を誇り、英国王室が参加するほどの勢いがある。そのFacebookに対して、驚くべき調査結果が明らかになった。

ソーシャルメディアマーケティング専門会社のサイバー・バズは、ソーシャルメディアユーザーの約4割(「思う」8%、「少し思う」34%)は、2011年にFacebookが流行るという調査結果を発表した。

ソーシャルメディアユーザーに「Facebookを普段利用しますか?」という質問をしたところ、「利用する」11%、「たまに利用する」12%と、約2割がFacebookを利用していることが分かった。利用している理由は「友人とのコミュニケーションツールとして」「海外在住の友だちとの連絡手段」「ビジネスなど実際の交流をもてるつながりを作るため」が多く、利用していない理由は「登録はしたものの、使い方がよく分からない」「今利用しているSNSや、ブログで充分だから」「利用する機会がない」が多い。

「実名制のSNSについてどう思いますか?」では、「良いと思う」22%、「よくないと思う」24%、「わからない」54%と、大きく意見が分かれた。「良いと思う」理由として「発言に責任を持つようになった」「ネット社会でも嘘が少なくなりそう」「情報の信憑性など、より実用性の高いコミュニケーションが可能」という意見が、よくないと思う理由は、「個人情報を悪用されるかもしれないという不安がある」「トラブルが起きそうで怖い」「日本の社会風土には合わない」という意見が多い結果となった。

映画「ソーシャル・ネットワーク」が公開され、Facebookの認知度がさらにアップする環境は整っている。2011年は、本格的にFacebookがブレイクしそうだ。

サイバーエージェント

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