2011年1月24日月曜日

あとで読んでも使えるノートを書くための3つのルール 〜 頭が良くなるノートのとり方












ポイント


① 手書きにこだわる

ポメラ・iPhone・ネットブックなどのデジタル機器を活用してノートをとっている読者の方も多いのではないでしょうか。デジタルメモは便利ですよね。後からキーワードを検索したり、文章を移動して構成したり…。

頭に浮かんだことを素早く文字にするために私もmacで毎日メモをとり続けています。

でもパソコンを使ってノートをとっているときは、脳をあまり使っていないのだそうです。

板書を使った講義で実験した結果、講義内容を手書きで写した方が、パソコンに打ち込むより脳が活性化しているというデータが得られたそうです。手書きの方が、指先の刺激と脳の思考が連動しやすいのでしょうね。

ノートをとることが「情報を書き写す」作業になってしまわないように、手書きでちゃんと考えながらノートをとるようにしたいですね。


② 3つのポイントにまとめる

人に聞いたこと、TVで観たこと、本や雑誌で読んだことは、3つのポイントにまとめるようにしましょう。

単純に印象に残った3つを書き留めても良いですし、
 (1) すごく重要な骨格
 (2) まあ重要な情報
 (3) 面白いと思うこと
と、ポイントの重要性を意識してまとめておくのも良いでしょう。

3つのポイントを意識して情報に触れることで、頭を使ってノートをとることになります。また、たくさんポイントがみつかったら、それを3つにしぼることでさらに頭を使うことになりますよね。


③ 攻撃的に書く

20分間人の話を聞いた後で、突然「じゃあ今の話、3分でまとめてみて!」と言われたらどうでしょうか?漫然と人の話を聞き流していては何も残りません。

そこでぜひ、攻撃的なノートのとりかたを心がけてください。

 ・「要するに…」「ポイントは…」とまとめる
 ・「たとえば、…」「これは…に似ている」と所感を交える
 ・「人に教えるときはこう説明しよう」と伝達を意識する

このように考えながらノートをとるようにすれば、書き留められた内容の質がどんどん上がっていくはずです。アクティブな姿勢でノートをとるように心がけてみてくださいね。




ひとこと


頭を使ってノートをとっていますか?

今日ご紹介した3つのポイントは、齋藤 孝 先生の『大事なことは3つにまとめなさい!』から取り上げました。

講義の板書や人の話を書き写す。それではただの作業です。自分の頭で考えて見聞きしたことをノートに書き留めるようにしましょう。

そうすれば後で見返したとき、使えるノートにきっとなりますよ。

それではまた
今日もお読みいただき、ありがとうございました。





【今日紹介した本】


大事なことは3つにまとめなさい!大事なことは3つにまとめなさい!
齋藤 孝






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