2011年2月8日火曜日

情報を書き込む1枚のA6メモ用紙の3つのルール




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私は約2年前からA6ノートを使い続けて、27冊になりました。使ったページは1600ページ以上。ノートにはライフログや仕事のことなどが書かれています。使ったノートはモレスキンや文庫本ノートを愛用していました。

ところが最近、ノートをやめてA6の方眼罫のメモ帳を使いはじめています。なぜノートを使うのをやめたかというと、ノートに書くべき情報をもっと活用するためです。

それでは私のA6メモ帳の使い方のルールをご説明します。

①日付と時間をかならず入れる

これは思考の時系列が後から分かるようにするためです。これを書いておくと後から便利なことに気づきます。1日に何枚も記入する場合は時間を入れておくのがおすすめです。

②ページ数を記入する

メモ用紙間のひもづけ用に使っています。何ページにも同じテーマで書いてあるということが分かるようにするためです。

私はシャチハタのスタンプ印を使っています。すこしかさばりますが、ナンバリングスタンプはサクサク押せるので便利です。

③タイトルをつける

テキスト化したり、スキャンしたりして電子データを作ったときに、ファイル名に設定するためです。具体的なタイトルにしておくと、あとでメモをめくって探すときにとても便利です。

本文を書くときは、昨日『メモ帳に残したキーワードに考えこんでしまう人への処方箋』に書いたとおりきちんとした文章で書きます。マインドマップやイラストを描くこともあります。

タイトルは先に決めて内容を書くか、先に浮かんだことを書いた後で、「要するにこういうことだ」とタイトルを決めています。1項目につき、1ページ使います。

以上が私の3つのルールです。
こちらが実際に使っている1ページです。



このA6メモにライフログ・研究メモ・読書ノート・TV視聴メモなど、どんどん書き込んでいます。

ノートからメモに切り替えたきっかけは、梅棹忠夫先生が考案されたカードです。私は枚数が多くなるのでメモ帳にしました。

『知的生産の技術』から、「カードとそのつかいかた」の章から引用します。カードに書く理由がよく分かりますよ。



新書判より少し小さいハードカバーの手帳にかいた内容を分類・整理するためにも、ページの追加や順序の変更ができたらいいのにと思った。(P36●)

フィールドワークで書き留めた野帳を項目別にカードに写した。その後は、直接カードにメモするようなった。(P41●)

ノートに書かれた知識は、しばしば死蔵の状態におちいりやすいので、カードにしよう(P58)

カードは、蓄積の装置というよりはむしろ、創造の装置なのだ。(P58)


●は私の要約です。


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【関連記事】

メモしたキーワードを思い出せなくなった人への処方箋


【バックリンク】

◦ 


明日はカードではなくA6メモを使う理由についてお話します。

それではまた
今日もお読みいただき、ありがとうございました。

知的生産の技術 (岩波新書)知的生産の技術 (岩波新書)
梅棹 忠夫







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