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『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』100万部?日記

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2011.02.09
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カテゴリ:カテゴリ未分類
確定申告の時期も近づいてきたので、税務署の話題。


税務署が置かれている地域は、市町村の区分とはちょっと異なっています。


たとえば、東京ですと、千代田区は麹町税務署、神田税務署、

中央区は日本橋税務署、京橋税務署、港区は芝税務署、麻布税務署


に分かれています。



また私の地元、神戸ですと、

神戸市東灘区と隣の芦屋市が芦屋税務署で、

神戸市西区と明石市が明石税務署
です。

大都市でも、市町村をまたがって別の市の税務署の管轄になる場合があるのです。



どうしてそうなるのかというと、理由は簡単で、

税務署ができたのがいまの市町村区分よりも古く

明治時代に作られているからです。



明治以降、幾多の市町村合併がありましたが、

国の行政機関である税務署は市町村合併にあまり影響されなかったのです。



詳しい方はご存じだと思いますが、戦前の東京35区から戦後に23区になる過程において、

麹町区と神田区が合併して千代田区、日本橋区と京橋区が合併して中央区、

芝区と麻布区と赤坂区が合併して港区ですからね。

(ちなみに、四谷区と牛込区と淀橋区が合併して新宿区。

 新宿西口にあるヨドバシカメラの「淀橋」は旧地名です)



そして、神戸市東灘区と芦屋市は、戦前は同じ武庫郡

神戸市西区と明石市は、戦前は同じ明石郡です。



みなさんの管轄の税務署が市町村名と違っていたら、

そこにはきっと地域の歴史が深くかかわっているはずなので、

ちょっと調べてみると面白いかもしれませんね。






ちなみに、都市伝説的には、

税務署が置かれている場所は昔の酒蔵の近く

という話があります。


明治の末期から昭和の初期にかけては酒税が国税の中で税収1位

だったので、ありそうな話です。







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最終更新日  2011.02.09 23:33:43


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