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フェティッシュの火曜日
 
千葉の奥地にタイがあった

建物がかっこいい

お堂に向かう途中でおいしそうな麺があったのでうっかり取ってしまいました。


ホロホロに煮込まれた肉がたまらん。

ここは千葉県です。

辛く酸っぱい香りと、香菜の香り。お寺の線香の香りと、タイ語の洪水……ときおり鳴る鐘の音。代々木公園のタイフェスよりもタイ要素が多い。日本でここまで現地の疑似体験ができる場所はないと思う。

細部まで作り込まれている。すごい再現度!とか思ってしまうけど、遊園地ではなく本物のお寺なのだから当たり前なのだ。

大理石ゾーンではだいたい子供が駆け回っている。

内部の装飾も一見の価値がある。中に入ると、敷地外の和風の田園風景は見えなくなるので、薬か何かで一日くらい眠らされたあとにここに運ばれて目が覚めたら、絶対にタイに連れて来られたと思うだろう。よい例えが全然思いつかない。

ふかふかのじゅうたん。子供が隅っこでDSしていた。


食べすぎましたと懺悔中。

 

説法が始まった

時間になると中に人が沢山集まってきた。タイ語なので何を言っているかわからないけど、妙な節のついた発音が心地よい。ありがたい気持ちになってきた。


天国の箸・地獄の箸の話でもしているのだろうか。

メインの儀式はというと

これは別棟でのカティンの儀式のようす。みんなお布施セット(とでもよぶべき袋)をもっている。このセットはお布施としてお坊さんに捧げる用に、食品や雑貨などが袋に入れられており、タイの街中で売っているのをよく見かけた。
よく見ると奥の方で若いお坊さんが食事をしている。伝統儀式にしては色々と自由な雰囲気。


タイ人の信心深さと私の食欲、どちらが強いだろう。

ちなみに下の写真はバンコクで説法を聞いた時のもの。市民も旅行者も自由に入って話を聞けて、途中退場OK。

日本の僧にくらべて、なんというか、みんな落ち着きがない。リラックスして私語なんかもしている。そのせいか、言葉がわからない旅行者でも気軽に寺に入って参加できるような気がする。


「はやく飯にならないかなー」とか話している雰囲気。そうじゃなかったらすごく失礼だけど。

そろそろ帰ろうかと思ったところで、「裏の駐車場は市場のようになっている」と教えてもらった。行ってみよう。


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