Mac OS X:クリップボードの履歴を管理するMac OS Xのツールはいくつもありますが、ほとんどが有料で、ちょっと使い難いような機能もたくさんあります。その点『Clipboard History』は、クリップボードの状況を簡単に思い出せ、どこからでもカンタンにクリップボードへアクセスできるツールです

 クリップボードの管理という面で、Clipboard Historyは、クリップボードにコピーしたものを指定した回数分はすべて残すだけ(デフォルトでは50個に設定されていますが、この個数は増減できます)。必要な機能だけがあって、とてもシンプルです。

クリップボードの履歴にアクセスしたい時に、色々な方法でアクセスできるのもすばらしいです。Clipboard Historyは、OS Xのメニューバーやドック、もしくは両方に常駐でき、それぞれの場所からクリップボードにアクセスできます

コピーしたものから新しいもの10個まではホットキーが割り当てられるので、一番新しいものは「Command+1」キーを、次に新しいものは「Command+2」キーといった風に、簡単にアクセスできます。何番目にコピーしたか順番が分からない場合は、カーソルをメニューに置けばClipboard Historyが立ち上がるように、特別にホットキーを設定することも可能です。

基本的にどこからでもと言ってもいいほど、Clipboard Historyにアクセスするのは簡単。どうやってアクセスすればいいか分からなくなったら、とにかく右クリックしてみてください。

Clipboard Historyは、Mac App Storeから無料でダウンロードできます。今後課金されるかどうか分かりませんが、気になる人は無料のうちにぜひどうぞ。

ClipboardHistory (Free) | Mac App Store via AddictiveTips

Adam Dachis(原文/訳:的野裕子)