札幌で「スープカレー」テーマの二人芝居-スープカレー仕掛け人が企画

主演の飯野智行さん(左)と黒岩孝康さん

主演の飯野智行さん(左)と黒岩孝康さん

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 舞台「あるスープカレー屋の伝説」が6月11日・12日、「ターミナルプラザことにPATOS」(札幌市西区琴似1条4)で上演される。企画制作は、スープカレー店のプロデュースやコンサルタント、カレー専門誌の編集などを手がける「ティーツーワイジャム」(中央区)。

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 制作のきっかけは「ある舞台を見たとき、その物語をスープカレーに置き換えると面白いと思った。知人の演劇関係者に相談してみると反応が良く、今回の企画が始まった」という同社社長の玉木雅人さん。

 演目はニ人芝居。あらすじは、田舎町に帰ってきた飯野智行さん演じる「ヨシタカ」が入った店「新感覚和風レストラン」は客もいない廃れ具合で、料理のまずさや店のふがいなさなどに怒りを覚えたヨシタカは黒岩孝康さん演じる店長「マサオ」と衝突するが、ひょんなことからアルバイトすることになり店をはやらせるために「和風スープカレー」の開発を持ちかけ、そこから逆転を狙うというもの。

 「スープカレーの食べ方やサービス、作り方、スープの種類などさまざまな食事できる楽しみはあるが、初めて食べる方には謎が多く戸惑うことも多い。この舞台を見てスープカレーを食べてもらったり、スープカレー文化を広めるきっかけになったりしてほしい」と玉木さん。「スープカレーを舞台にした場合さまざまな切り口でスープカレーを知ることができる。食べたことがある人も食べたことがない人もスープカレーの魅力を五感で楽しめる舞台になっているので、ぜひ見てほしい」とも。

 開演は14時と18時。チケットは、前売り=2,500円、当日=3,000円。

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