原発話 | Flog

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Frogの研究者の息抜きblog

--- since 01-06-07 ---

計算し直すと、M9.0だった、と云う、想像を絶する地震だった様ですが、これが史上4番目の巨大地震だったそうで、そう云う眼で見ると、1,000年毎に、この規模の地震に依る大津波が過去に起こっていたらしいと云う地層の解析結果も有る様です。逆に云えば、非常に稀な規模の大災害だったことが段々判って来た様ですね。


福島の原発ですが、外国特派員協会で原子力資料情報室が記者会見をした様子がビデオで見られます。

(最初、コマーシャルが入るかもしれません。また、最初は単に開始を待っている状況が映っているだけですので)3分40秒後から御覧下さい。質疑応答迄含めると1時間40分超のビデオなのですが、取り敢えずの状況説明だけだと46分強ですので、ご時間のある方はどうぞ。


何と原発10基中、3基どころか7基がメルト・ダウンの可能性があるって、イキナリ冒頭で云っているんですが、はぁ?聞いてねぇよ・・・・。

        



あああ、今(日本時間11時01分)、TVに依ると3号機で爆発音がしたそうです。


閑話休題。いや、ビデオとTVを両方見乍ら、書いて居るもんで。


これを見ていると、何故外国人特派員にこれだけ詳細な情報提供が行なわれているのに、政府の国民に対する説明が、余りにもショボぃんでしょうか????朝日新聞の記者も居た様ですが、この情報が反映された報道は為されているかなぁ?他にも日本人のジャーナリストが、質問をしているのですが、科学的な質問と云うより、民主党の揚げ足取りを狙っているような下らない質問。やれやれ。

しかし、同時通訳者って、専門外なのに、スゴぃね。


閑話休題。


中に設計の基準を超えた事態だと云う説明が有りましたが、今回の地震が、記録上史上4番目に大きな地震であったとしても、これ以上の地震が過去に記録されている以上、設計の基準は、もっと高いレベルに置くべきであって、今回の事故は、或る意味、人的なモノであると云えなくもないのですが、専門家でもない私が云ってもしかたがないし、今更、そんなことを云っても仕方がない訳ではありますが、今後の教訓に生かして欲しいものです。

どうやら、今、現在、辛うじて大事に至っていないのは、タマタマであって、設計の基準上、想定される条件を全て超えた状態になっているようなので、何時何が起きてもおかしくない状況の様です。設計に実際に携わっているひとの説明なので、かなり重いです。

何とか、上手く、収束して呉れる様に願うばかりです。



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Sun, Mar 13