浜岡原発の永久停止・廃炉を求める静岡県大集会「7.23ひまわり集会」参加に向けた共同アピール | すくらむ

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 ※「7.23ひまわり集会」参加に向けた共同アピールを紹介します。


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浜岡原発の永久停止・廃炉を求める静岡県大集会
(愛称「7.23ひまわり集会」)参加に向けた共同アピール


 静岡県評議長   林  克
 愛労連議長    榑松佐一
 神奈川県労連議長 水谷正人
 長野県労連議長  高村 裕
 みえ労連議長   唐沢克昭
 山梨県労議長   横内雅光


 東日本大震災による東京電力福島第一原発事故は、あらためて原発の危険性を国民のみなさんが衝撃的に受け止め、原発問題、エネルギー問題について真剣に考えることになりました。


 私たちは、大震災以前から東海地震の震源域に建つ浜岡原発に危険と不安を感じてきましたが、福島原発の事故はその不安を現実のものとしました。


 こうしたなか、菅首相は、予想される東海地震の震源域の真上に建つ浜岡原発の運転停止を中部電力に要請し、中電が受け入れて稼動中の4・5号機は運転を停止しました。しかし、この措置は津波対策などの「安全対策」を講じることで運転が再開されることを条件にしています。多くの県民のみなさんは、運転停止を歓迎すると同時に、再び稼動されないことをつよく願っており、この声は日ごとに広がっています。そして、静岡県境をこえて神奈川や愛知、三重県など隣接県に広がっています。


 浜岡原発は、50キロ県内の人口は214万人と全国一を示しており、東海道メガロポリスの真ん中に位置する浜岡原発でもしも事故が起これば、首都圏をはじめとして隣接県に多大の被害を与えることは明らかです。


 私たちは静岡県および隣接する県の労働組合として、県内外に広がりつつある「浜岡原発の永久停止・廃炉を求める」声を、その一点でつなぐ「浜岡原発の永久停止・廃炉を求める静岡県大集会(7.23ひまわり集会)」の開催成功を願い、静岡県をはじめ隣接県のみなさんに参加を呼びかけるものです。


 浜岡原発廃炉に向けた集会を成功させて、住民・労働者の安全・安心を勝ち取りましょう。


 日時 2011年7月23日(土)午前11時~


 場所 静岡市「駿府公園」
    静岡県静岡市葵区、JR静岡駅より徒歩10分
     ※地図はこちら


 10時30分~ アトラクション
 11時~12時 本集会
 12時~   3コースに分かれパレード、
       午後1時までには終了予定


「浜岡原発の永久停止・廃炉を求める静岡県大集会」よびかけ人
 阿部浩基(弁護士)
 伊藤通玄(静岡大学名誉教授・地球科学)
 小野ゆう子(県宗教者平和懇談会)
 聞間 元(県保険医協会理事長)
 林  克(静岡県労働組合評議会議長)
 林 弘文(静岡大学名誉教授・物理学)


 集会参加に際してお願い
 ○猛暑が予想されます。必ず帽子・水筒を持参してください。
 ○団体旗は最低限にし、自分の主張を書いたプラカードなどを持ってきてください。


 ◆7.23ひまわり集会のチラシ(PDF・約2MB)


 ◆福島原発事故のすさまじい惨状を目の当たりにして世界一危険な浜岡原発の永久停止・廃炉を求める請願署名(PDF・約1MB)


 ▼賛同人(敬称略、2011年7月13日現在175名)からのメッセージの一部


 湯川れい子(音楽評論・作詞)
 どのような津波対策をしようと、直下型の地震で起きる事故が予測できない以上、このような危険なものを一兆円も使って温存してほしくありません。どうぞ一日も早く廃炉にしてください。


 山田洋次(映画監督)
 イタリアの民衆に学びたいと思う。


 根岸季衣(俳優)
 もうこれ以上痛みも不安もかかえないように呼びかけに賛成します。


 加藤剛(俳優)
 御前崎生まれ、海岸育ちの少年であった私は、帰省してこの美しい海岸を分断する原発道路・原発の遠景を見た時の衝撃を今も忘れることができません。――人間って高慢なものだな、という実感でした。核エネルギーが現在時点で人間の手に余るものであることだけは確かですね。


 三上元(湖西市長)
 神戸型の直下地震には全く耐えられないのですから、再開などとんでもありません


 暉峻淑子(埼玉大学名誉教授)
 福島の犠牲を経なければ廃止できないなんて、あまりにも不当で悲しいです。原発被害は世界にひろがります。世界に対してどうやって保障できるのでしょう。自然に対してどうやって謝罪できるのでしょう。


 羽田澄子(映画監督)
 原発は人間の管理能力を越えたものです。浜岡原発が危険なことは明らかです。趣旨に賛同いたします


 小中陽太郎(日本ペンクラブ専務理事・名古屋経済短大客員教授・星槎大学教授)
 浜岡原発廃炉を研究者、労働者、そして市民の力で実現しましょう。毎週、名古屋へ出張のたびに、もう帰れないかと覚悟。


 早乙女勝元(作家)
 被爆国日本が、ふたたび「ヒバクシャ」を出すことに、怒りを覚えます。未来世代に安心で安全で、人間らしく生きられる明日のために、ひとふんばりの時です。


 有田芳生(参議院議員・民主)
 国会でもあれこれと理由をつけて浜岡原発の停止に反対する議員がいます。事故が起きても想像力が不足する議員は、厳しく資格を問われます。


 小森香子(詩人・詩人会議常任運営委員)
 「青い空は 青いままで 子どもらにつたえたい」と核兵器廃絶の歌を書き、平和運動をつづけて来た私は、55年体制のもと「核の平和利用」をかかげて国民をだまし、アメリカ資本と結んで原発を導入しつづけた日本政府と電力資本、及びその宣伝の先頭に立ったマスコミを許すことはできません。子や孫に青い空と海、生命すこやかな日本列島を残すために、今こそ眞実を語り、原発に頼らない、太陽や風力発電を、と声を上げましょう。


 立石雅昭(新潟大学名誉教授)
 東海地震震源域の直上に立地する浜岡原発の即時全面廃炉を求めます。原発は廃炉にしても長期間の安全管理が必要です。徹底した安全対策を直ちに行うとともに、予測できない事態にも対応できる管理体制の構築を求めます。7.23ひまわり集会の成功させましょう。


 富山和子(立正大学名誉教授・環境社会学)
 被爆国で地震国の日本が、この期に及んでまだ目が覚めぬとは、何とも悲しく恥ずかしく恐ろしい。浜岡の廃炉こそ日本の脱原発への第一歩。(県民のいのちが大切だと思うなら)知事よ、真っ先に立ち上がれ。


 滝沢俊治(群馬大学名誉教授)
 福島原発事故は世界に強い衝撃を与え、例えばイタリア国民は国民投票による圧倒的な支持で原発ゼロの道を選択しました。今こそ私たちは目ざめなければなりません。


 鳥畑与一(静岡大学教授)
 相次ぐ原発事故の無視・軽視。安全神話の下での利益再優先が取り返しのつかない人災を福島はじめ日本で引き起こしました。放射能安全神話もまた国民の命と健康を危うくしています。浜岡原発廃炉は安全な日本への第一歩です。


 野口邦和(日本大学専任講師・放射線防護学)
 M8クラスの巨大地震が150年ほどの周期で起こっている東海地方に原発は要りません。浜岡原発の廃炉を求めます。


 増田善信(気象学者)
 私はチェルノブイリへ3回、スリーマイルへ1回調査に行き、原発の危険性に一貫して反対してきました。浜岡も3回行きました。東海地震が30年に起る確率は87%といわれています。そのような危険な原発は勿論、日本のすべての原発は廃炉にすべきです。集会のご成功を期待しています。


 粕谷たか子(静岡県母親連絡会会長)
 母親運動と原発導入のきっかけとなったビキニ水爆実験・第5福竜丸事件の静岡。「世界一危険」な浜岡原発を抱える静岡。浜岡原発の永久停止・廃炉は、私たち静岡県民に課せられたやりがいのある使命です。


 松元ヒロ(コメディアン)
 廃炉にしましょう。今や原発はその地域や県の問題ではなく、日本の、いや、他の国の人々の命にかかわる問題であることが分かってきたのですから、当たりまえです。


 連絡先
 浜岡原発の永久停止・廃炉を求める静岡県大集会(7.23ひまわり集会)運営事務局
 E-Mail:himawari@fmwbs.jp


 ★この集会は皆さまからの募金で成り立っています。募金のご協力をお願いいたします。
 静岡銀行 県庁支店 普通 0311874
 『7・23ひまわり集会 運営事務局長 岡村哲志オカムラサトシ』