野菜や肉の放射線、箱から出さず12秒で測定 富士電機
1時間に段ボール200個分を連続測定
富士電機は野菜、肉、魚などの生鮮食品を段ボールで梱包したまま、約12秒で放射線量を測定できる装置を開発した。現在は食品を細かく切り刻むなどの処理が必要で数十分の時間がかかるという。原子力発電所や病院などで使う高感度の放射線測定器の技術を食品検査に応用。牛肉などに放射線汚染が広がるなか、農協・漁協など食品流通に携わる事業者向けに販売する。
装置の価格は430万円からで、9月に発売する。2011年度...
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