国原譜
県議会をはじめ、6月議会が真っ盛りだ。東…
県議会をはじめ、6月議会が真っ盛りだ。東日本大震災の影響もあり、地域のことは地域でという意識が高まり、いつになく論戦も熱を帯びている。
そしてまた役員改選の時期でもある。議会の顔を選ぶもので、本来なら4年の任期いっぱい務められるが、どこも紳士協定で1年で交代している。
駆け出しのころ、この役員改選をめぐって、深夜までもつれこんだことが何度もある。議会の顔というより、会派の順送りが幅をきかせる。このため政党会派による多数派工作となる。
県都・奈良市においても、水面下の動きが活発だ。政党や会派は主義主張を同じくするものが集まっている。保守系会派の場合、水と油のように反目しあうケースが多い。
それだけに最大会派の政翔会に、元副議長の池田慎久氏の入会がクローズアップされた。同会とは対立の急先鋒にあった池田氏だ。当然、議長職狙いとの見方となる。
さらには市長選を射程においているとの観測だ。自らの“野望”のために、長年の同志やお世話になった長老への配慮が欠けているのではないか。忠告しておこう。(治)
そしてまた役員改選の時期でもある。議会の顔を選ぶもので、本来なら4年の任期いっぱい務められるが、どこも紳士協定で1年で交代している。
駆け出しのころ、この役員改選をめぐって、深夜までもつれこんだことが何度もある。議会の顔というより、会派の順送りが幅をきかせる。このため政党会派による多数派工作となる。
県都・奈良市においても、水面下の動きが活発だ。政党や会派は主義主張を同じくするものが集まっている。保守系会派の場合、水と油のように反目しあうケースが多い。
それだけに最大会派の政翔会に、元副議長の池田慎久氏の入会がクローズアップされた。同会とは対立の急先鋒にあった池田氏だ。当然、議長職狙いとの見方となる。
さらには市長選を射程においているとの観測だ。自らの“野望”のために、長年の同志やお世話になった長老への配慮が欠けているのではないか。忠告しておこう。(治)