雇用に関する諸制約 … 労働組合、最低賃金、解雇規制etc.

雇用にかかる諸々の制約…労働組合、法定最低賃金、解雇規制…等に関する議論  諸制約が現状に及ぼしている影響、仮に消滅した場合の影響について <関連まとめ> 「最低賃金の引き上げ、解雇規制の撤廃がもたらすものとは」 http://togetter.com/li/162732 続きを読む
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NHachiya @Khachaturian

昔は「ベア」というものがありましてですな…

2011-12-26 12:56:17
赤い豚@トロスキスト @1eco1chon1rouge

ベア=ベースアップの略、なんてよりくまもんかわいいよくまもん

2011-12-26 13:04:07
安藤至大 (あんどうむねとも) @munetomoando

あったそうですね。僕は経験したことがないのですが。 RT @Khachaturian: 昔は「ベア」というものがありましてですな…

2011-12-26 13:28:46
安藤至大 (あんどうむねとも) @munetomoando

デフレにはいろいろと害があるけれど、労組の組織率低下にも効いているのかな。デフレ→ベースアップ交渉が行われない→組合活動のメリットが認知されにくい→組織率低下といった感じで。

2011-12-26 13:31:45
熊沢 透 @kumat1968

@munetomoando 組合のある日本企業ではたいていユニオンショップ協定が結ばれているので、個々の従業員が組合に入るかどうかを決めることはできません。むしろ組合のない企業が増えてきたこと、非正規従業比率が高まってきたこと、教師・公務員の組織率が下がってきたことでしょう。

2011-12-26 14:53:04
小倉秀夫 @Hideo_Ogura

最近の経済学では、従業員給料が上がらなくても政府が適切な経済対策を打ち出せば内需が増大することになったので、それで構わなくなったのでしょう。RT @munetomoando: あったそうですね。僕は経験したことがないのですが。

2011-12-26 15:26:17
安藤至大 (あんどうむねとも) @munetomoando

ユニオンショップ協定がある場合はその通りですね。でも http://t.co/LRTmNWmT を見ると3割弱は協定がないわけです。私は,協定がない企業での組織率低下や組合がない企業が増えた要因として,ベア交渉がないこともあるのかなと考えてみたわけです。RT @kumat1968

2011-12-26 17:55:28
安藤至大 (あんどうむねとも) @munetomoando

最近の経済学というのが何を指しているのかよく分かりませんが,給与だけが内需を決めるわけではありませんね。例えば,現在検討されている給付付き税額控除などの再配分政策をきちんと行えば,消費性向が高い層にお金が回るわけです。RT @Hideo_Ogura

2011-12-26 18:03:45
安藤至大 (あんどうむねとも) @munetomoando

そして個々の企業は,景気に与える影響を考えて労働者の雇用や賃金を決定しているわけではないので,そこを批判するよりも,政府に対して適切な再配分政策を採るように働きかけることのほうが重要でしょうね。RT @Hideo_Ogura

2011-12-26 18:04:23
熊沢 透 @kumat1968

@munetomoando なるほど。ちょっと産業別の協定の有無比率の見方が難しいのですが、自分の働く事業所に組合があって、そこに入るか入らないかをベア交渉の実績から判断する労働者とか、賃上げ交渉の実効力のある組合のある企業を選好して就職する労働者って極少ないのでは?と思いました

2011-12-26 18:53:20
安藤至大 (あんどうむねとも) @munetomoando

@kumat1968 協定がない企業で既存社員の一部が組合員である場合に,新入社員が組合に入るかどうかは,活動が活発か否かの影響を受けるのではないかということ,また組合がない企業ではベアの必要性が組合を作るきっかけになるのではないかということを想定していました。

2011-12-26 19:00:10
熊沢 透 @kumat1968

@munetomoando なるほど。そういうことはあるかもしれません。大学などの独法、民営化した公務現業部門などではそうかも。ただ、新しい組合がなんとか作られる場合、それは賃上げ以前に企業解散とか解雇とか不当な処遇に対して、ということが多いみたいです。

2011-12-26 19:05:31
熊沢 透 @kumat1968

@munetomoando ユニオニズムの新しい(といっても15年くらい前)考え方のひとつに、組合費と組合員サーヴィスのバランスによって組合離れに対処しようというものがありますね。でも、それは必死の賃上げ闘争によってというより、会社の福利厚生の代行みたいなのでちょっと哀しいです。

2011-12-26 19:08:43
安藤至大 (あんどうむねとも) @munetomoando

@kumat1968 ちょっと古いですが2000年発行のJIL雑誌にこんな論文があります。 http://t.co/VPBJAoGw これを見ると,組合結成理由として最も多く挙げられているのは,やはり賃金問題のようです。でも他にもいろいろあるようですね。

2011-12-26 19:09:23
熊沢 透 @kumat1968

@munetomoando 呉さんですね、大学院在学中に面識がありました。ご指摘は本質的ですね。企業別組合は横断組合と違って労働条件などの個別苦情処理手続きが不得手。だから、集団としての従業員の賃上げは組合結成の契機にはなり得ても、個別の案件から生まれる新組合は難産です。

2011-12-26 19:13:38
安藤至大 (あんどうむねとも) @munetomoando

@kumat1968 労働組合がどのような経緯で生まれたか,またどのように育ったかによって,組合による取組みの傾向や活動範囲が違うとしたら,それはとても興味深ですね。

2011-12-26 19:29:32
熊沢 透 @kumat1968

@munetomoando はい。労働組合論は、しかし、昨今とても人気のない研究領域ですね。一般組合とか管理職組合とか派遣ユニオンとかコミュニティ・ユニオンが注目されるくらいで。それ自体が既存の労働組合の「おもしろくなさ」を示しているような気がします。

2011-12-26 20:55:09
小倉秀夫 @Hideo_Ogura

雇用形態の不安定化による賃金水準の低下なんて軽く補えるほどの再分配政策をこの国の政府はとりうるのですね。RT @munetomoando: そこを批判するよりも,政府に対して適切な再配分政策を採るように働きかけることのほうが重要でしょうね。

2011-12-26 21:41:25
安藤至大 (あんどうむねとも) @munetomoando

軽く補える水準が実現するかどうかは国民の合意次第ですね。RT @Hideo_Ogura: 雇用形態の不安定化による賃金水準の低下なんて軽く補えるほどの再分配政策をこの国の政府はとりうるのですね。

2011-12-26 21:47:39
安藤至大 (あんどうむねとも) @munetomoando

そもそも長期雇用慣行が大企業で広まったのは,デメリットを超えるメリットがあったからです。それが時代変化等で難しくなってきたのに,無理に長期雇用に誘導しようとすると失業の増加など他の面で悪影響が出てきます。RT @Hideo_Ogura: 雇用形態の不安定化による賃金水準の低下…

2011-12-26 21:51:55
安藤至大 (あんどうむねとも) @munetomoando

まあ小倉さんも「希望する人はすべて正社員として雇うように大企業には義務づけろ」などとは考えないですよね?たぶん。RT @Hideo_Ogura: 雇用形態の不安定化…

2011-12-26 21:54:19
小倉秀夫 @Hideo_Ogura

労働者保護法制って、炭鉱での児童労働規制のころから、短期的な「無理」の産物では?RT @munetomoando: そもそも長期雇用慣行が大企業で広まったのは,デメリットを超えるメリットがあったからです。それが時代変化等で難しくなってきたのに,無理に長期雇用に誘導しようとすると

2011-12-26 21:54:57
uncorrelated @uncorrelated

@Hideo_Ogura 氏は、所得再配分政策や雇用安定化を全く考慮しないように思える一部の経済評論家に対して批判的なのだと理解できると思います。@munetomoando

2011-12-26 21:55:48
@pioaa

かと言ってセーフティネットを手落ちのままで短期雇用を促進すれば社会問題を引き起こすのだから市場の失敗のような@munetomoando @Hideo_Ogura

2011-12-26 21:56:18
安藤至大 (あんどうむねとも) @munetomoando

そのあたりのことは分かった上でのやり取りです(笑)RT @uncorrelated: @Hideo_Ogura 氏は、所得再配分政策や雇用安定化を全く考慮しないように思える一部の経済評論家に対して批判的なのだと理解できると思います。munetomoando

2011-12-26 21:56:36
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